アトレティコ・マドリードは、ボルシア・ドルトムント所属のチェコ代表MFトマス・ロシツキーを獲得することで、クラブ間で合意に達したようだ。数カ月前から噂されていたこの移籍話しも、詳細についてはこれから詰めていく部分があるとはいえ両クラブの間でやっと決着がつき、ロシツキーは移籍金1000万ユーロ(約14億円)、4年契約を結ぶことになる。
この木曜日(4日)アトレティコ・マドリーのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンGMらは、ロシツキーの移籍に関してボルシア・ドルトムントと話し合いを行ない、ボルシア・ドルトムント側は1000万ユーロ以上を要求していたが、最終的にこの要求に近い額での合意となった。数日前にはボルシア・ドルトムントのラインハルト・ ラウバル会長も「交渉はうまく進んでいるし、移籍についても数日中にまとまると我々は思っている。トマスはここに留まらないだろう」と伝えていた。
ブンデスリーガ終了後、W杯ドイツ大会に向けチェコ代表に合流するため、ロシツキーがアトレティコ・マドリーにやってくるのは7月末となる予定だ。
ロシツキーは、ペルニア、ゼ・カストロ、アグエロに続くアトレティコ・マドリー4人目の補強選手となった。さらに、コスティーニャ、セイタリディスの獲得にも動いている。今季も大型補強を行なったが、それに見合った活躍を収めることができなかったアトレティコ・マドリーだが、来季に向けて着々と準備を進めている。
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