1a Divsion. Jornada 35

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0-1

Atlético de Madrid
Leo Franco;
Molinero (Ibagaza, m.83), Pablo Ibáñez, Perea, Antonio López;
Galletti (Marqués, m.72), Gabi, Luccin, Petrov (Maxi, m.80);
Fernando Torres, Kezman.

Real Mallorca
Prats;
Cortés, Ballesteros, Nunes, Fernando Navarro;
Jonás, Pereyra, Basinas (Borja, m.90), Doni (Yordi, m.90);
Arango, Pisculicchi (Tuni, m.75).

Goles
0-1: m.79: Jonás


Atlético de Madrid: Perea (m.74), Maxi (m.90)
Real Mallorca: Navarro (m.34), Prats (m.69), Doni (m.80), Cortés (m.82)

Árbitro: Fernando Teixeira Vitienes (Comité Cántabro)
Estadio: Vicente Calderón
Espectadores: 50.000


バルセロナの優勝が秒読み段階となったリーガエスパニョーラ。UEFAカップ出場権争い、1部残留争いもし烈になってきたなか、アトレティコ・マドリーは今季も残留争いに巻き込まれているマジョルカをホームに迎えた。

 大観衆の後押しを受けて試合開始直後から攻勢に出たのはアトレティコ・マドリー。だがペトロフ、ガジェッティの両サイドハーフにサイドバックのモリネロ、アントニオ・ロペスが絡んでたびたびサイドを突破しても、2トップのケズマン、フェルナンド・トーレスへのパスが正確性を欠いたうえに、マジョルカのゴール前ではバジェステロス、ヌネスが上手くマークの受け渡しを行ってフリーの状態を作らせない。一方で、カウンターにつなげたいマジョルカだったがアトレティコ・マドリーの守備陣が集中を切らさずに対処したため、試合はこう着状態になっていった。

 後半に入っても両チームともにメンバーの交代はなく、試合内容にも変化が見られない。こういった時間が続くと我慢できなくなってくるのがスペインの観衆で、次第にホームチームであるアトレティコ・マドリーのプレーにブーイングが起こるようになった。
 その雰囲気がピッチにも伝染したのか、ますます空回りするアトレティコ・マドリーの攻撃陣。前半に比べて単独で仕掛ける回数が多くなり、必然的にカウンターを食らう回数も多くなっていった。そんな流れを変えようとぺぺ・ムルシア監督は交代選手にアップを急がせていた。だが69分、そんなアトレティコ・マドリーベンチの動きをあざ笑うかのように、左サイドを崩したマジョルカが、中央でフリーになっていたホナスまでボールをつないで先制に成功する。

 アトレティコ・マドリーは、疲れの見え始めた両サイドハーフを下げたが、交代で入ったマルケス、マキシは同ポジションに入っただけ。82分には故障明けのイバガサを投入し、システムも3バックにして前線の人数を増やしたものの、ロスタイムを過ぎても得点は動かず。イライラを募らせた観衆のブーイングが鳴り響く中、試合は終了した。

 残留争いが続くマジョルカの今後の対戦相手はバレンシア、ベティス、サラゴサ。難敵との対戦が続くが、降格ラインギリギリの順位だけになんとか勝点を積み重ねたい。敗れたアトレティコ・マドリーもオサスナ、バレンシア、ベティスとこちらも強敵が待ち構えている。果たして念願のUEFAカップ出場権を手に入れることができるのか、それとも例年と同じ結果になるのか。残り3節、ここからがそれぞれの正念場となってくる。

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