トーレス「アトレティコで起っている全てのことが僕の責任のようになっている」

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フェルナンド・トーレスは数年前からアトレティコ・マドリー特有の重圧を一身に背負っている。リーガ上位をキープし、ヨーロッパの舞台に復帰するというプロジェクトを行なっているものの結果を出せていないアトレティコの21歳という若さで中心選手となっている。

1月31日、ラジオ番組に出演したトーレスは彼に質問された全てのテーマについて、いつものようにはっきりと答えている。「アトレティコで起っている全てのことが僕の責任のようになっている。良いことも悪いこともね。そのことで疲れている。もちろん、もっと我慢しなきゃいけないこともあるけれど、耐えられないこともある。つまり、スペインでアトレティコの選手になるのは本当に大変なんだ。僕らにすごく期待しているからね」。

ムルシアが新監督に就任したことでチーム内に活気が戻ったように思われるし、根本的な部分で変わり、少しずつではあるが結果も出始めている。トーレスはムルシア監督の続行を間違いなく望んでいる。「みんな僕達に最高のプレーを望んでいるし、それは監督も同じ。彼はその気持ちを僕達に伝えているんだ。たぶん、前は気が緩んでいた時期だったのかもしれない、常に同じ状態だったからね。何をするのか分からないっていう無気力状態だったけれど、ムルシア監督になってからそれも解決した。彼の就任でゼロからのスタートになったんだ。プレシーズン初日のようにね。ムルシア監督がここで続けてくれるといいね」。さらに、ムルシア監督は初日からベンチの信頼を得ていたと強調。「ムルシア監督は勝つ術を知ってる。自分にとって大きなチャンスだし、ここに残りたい、それに名前だけじゃなく、それに値するプレーをしていくつもりだって僕達に言ったんだ。チームは良い雰囲気だし、それに隔たりもなくなっている」と新監督を評した。

ビアンチ前監督について、トーレスは彼の解任は良かったと思ってはいるが、「全ての責任を彼に押し付けるつもりはない。それは不公平だろう。責任の一旦は僕達全員にもあるんだから」と付け加えた。最後にバルセロナについて、「カンプ・ノウは特別なスタジアムなんだ。あそこでデビューして、ゴールも決めているからね」と締めくくった。

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