エンリケ・セレソ会長は、スペイン国営放送の番組‘El Rondo’と本紙に対し、「私が、トーレスに対するオファーを聞かないとは言い切れない。私は、トーレスのことを思ってどのチームからのオファーも聞くつもりでいる」と語った。
この発言でセレソ会長は、初めてトーレス獲得のオファーはどのチームにも門が開かれている事を認め、「もし、どこかのチームが9000万ユーロ(約126億円)出すならね・・・」という不可能な額による決まり台詞の制限は緩んだ事になる。
セレソ会長は、「会長として全てのオファーに耳を傾ける義務がある。それは、トーレスへのオファーに限らず全てのアトレティコ・マドリー選手に対するものにも言える。オファーを分析したうえで後の事を決定する。これは、ロンドンのクラブであろうと、パリだろうと、アテネだろうと、どこのチームでもあり得る事だ」とコメントした。
しかし、最後にセレソ会長は、「我々は決して選手を売り飛ばすようなクラブではない。トーレスを売る考えはない。トーレスは、アトレティコ・マドリーとの契約が残っているので、それを守らなければならない。現時点でトーレスに対するオファーはない。しかし、もしオファーがあれば、それを分析しトーレスに伝える」と締めくくった。
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