アトレティコに謎のウイルスが蔓延

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーの選手17名が腹痛を訴えており、週末に控えるバレンシアとのリーガ・エスパニョーラが延期となる可能性も出てきた。

アトレティコは、4日夜に予定されていた国王杯、レアル・サラゴサとの第1戦も、この原因不明の腹痛で14名の選手がダウンしたため、延期を余儀なくされていた。当初は食中毒と見られていたが、5日になって被害が拡大。さらに3名の選手が体調不良を訴えた。

「次から次へと病気が拡大している」と5日に語ったのは、MFガビ。「昨日はフェルナンド・トーレスとルイス・アマラント・ペレアが、今日はマキシ・ロドリゲスもやられた。皆が苦しんでいる。こんな弱った状態でプレーを続けるのは体に良くない」

トップチームの選手全員が出られないとなれば、クラブは週末にリーグ戦の延期を申請することができる。5日の練習でも、5人の選手が体調不良で休んでおり、バレンシア戦が予定どおり行われるかは、未定のままだ。

ガビによれば病因はいまだ不明だという。「すごく体が弱っているのを感じる。でも、具体的に何が原因なのか、分かっていない。食べ物のせいと言っていたが、それを食べていない選手もウイルスに感染している。全員がウイルスの攻撃対象になっているようだが、どこから来ているのかは分からない」

サラゴサとの国王杯は、スペイン・サッカー協会がすでに日程を組み直しており、アトレティコのホームで行われる第1戦が1月11日、第2戦は同18日に予定されている。ただGKレオ・フランコは、父親の死去によりアルゼンチンに帰国したためサラゴサ戦に出場できない可能性もある。

コメント