アーセナルが、フェルナンド・トーレス獲得に動き出した。前節のアトレティコ・マドリー対セビージャ戦に、アーセナルのスカウト部長スティーブ・ローリー氏が、アーセン・ベンゲル監督の意向でスカウト陣を送り込んだ。
アーセナルが、フェルナンド・トーレス獲得に動いたのはこれが初めてではない。2000年、アトレティコ・マドリーJRユースで頭角を現したフェルナンド・トーレスは、その翌年、イングランドで行われた世界ユースで7ゴールをあげ得点王とMVPになる。スペイン代表は、フランスを破りヨーロッパの頂点にたった。この際も、ベンゲル監督は、フェルナンド・トーレス獲得に動いている。
イギリス有力紙“The Sun”は、アーセナルが、1年半前にアトレティコ・マドリーとフェルナンド・トーレスの代理人ホセ・アントニオ・マルティン氏とコンタクトを取っており、今回は、破格の3000万ユーロ(約41億円)を用意する可能性があると伝えた。
これに対し、フェルナンド・トーレスの代理人は、「1年半前にアーセナルとの接触はあったが、その後は一切コンタクトをとっていない」とコメント。なお、アトレティコ・マドリー側は、9000万ユーロ(約124億円)に設定されている違約金が出ない限り、フェルナンド・トーレスを売る意向はないとの姿勢を崩していない。
コメント