レアル・マドリーのルシェンブルゴ監督「アトレティコは手ごわい相手になるだろう」

この記事は約2分で読めます。

レアル・マドリーのバンデルレイ・ルシェンブルゴ監督は、アトレティコ・マドリー戦の難しさを良く分かっているようだ。彼にとってこのカードは、昨シーズン就任して初めて90分指揮を執った思い出の試合である。

「あのスタジアムでプレーするのはとても難しい。昨季はレアル・ソシエダ戦(6分間の試合)を別にすれば、あれが私にとって初めての試合だった。イケルが活躍したのを覚えているよ。ダービーで、しかもホームとなれば、アトレティコは完全に違うチームになる。緊張感溢れる試合になるだろう」。練習後の記者会見で、監督はこう語る。

彼にとって前回の成績は参考にならないとのこと。「結果は明日出さなくてはならない。過ぎたことは過ぎたことだ。前回は勝ったとはいえ、我々のプレーは決してよくなかった。イケルの6、7回の素晴らしいセーブがあったから勝てたんだ」と油断するつもりはない。

さらに今季のアトレティコについて「たくさんの選手が入ったのだから、混乱するのは当たり前だ。だがビアンチは少しずつ自分の形を手に入れ始めている。新しい選手がいるのは我々と同じだが、彼らはさらに手ごわい相手になるだろう」と評価した。

ルシェンブルゴが語るように、ホームでのアトレティコはアウエーとはまったく別チームというぐらいの強さを誇ると言えるだろう。熱狂的で圧倒的な数のアトレティコサポーターが作り出す威圧感は、サンチャゴ・ベルナベウ、カンプ・ノウといったヨーロッパ屈指のスタジアムで生まれるそれをはるかに上回る。

コメント