先日の代表戦で大活躍したフェルナンド・トーレスだが、彼には今週末にも大切な試合が控えている。永遠のライバル、レアル・マドリーとのダービー戦で初ゴールを挙げることが出来れば、“エル・ニーニョ”の完璧な一週間に花を添えることができることになる。
しかしエルゲラはそれを食い止めるつもりだ。フェルナンド・トーレスがこれまでレアル・マドリー戦で一度もゴールしていないのはエルゲラの活躍の“おかげ”であり、エルゲラはその記録がこれからも続いて欲しいと考えている。「ベルギー戦で見たとおり、彼は素晴らしい選手だ。だけど彼がこれからもレアル・マドリー戦でのゴールを味わえないように頑張るよ。いつかゴールを破られる日が来るかもしれないけど、今回は避けたい。代表戦でゴールして、彼の気合も入っているだろう。でも相変わらずレアル・マドリー戦ではゴールを決められないことを祈るよ」とエルゲラ。
そして最後に、エルゲラはストイチコフに対するメッセージを送った。元バルサでブルガリア代表監督でもあるストイチコフは、マドリー・ダービーに備えてペトロフを休ませると公言していたが、それに対し「彼はバルサが相手にしてくれないから、レアル・マドリーを利用するんだ。僕らのことを話題に上げて問題を巻き起こすんだよ。黙っていれば彼のことなんて忘れられてしまうから、フットボールの世界にいたくて、ああいうコメントをするんじゃないの」と一蹴している。
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