<スペイン代表>W杯出場を懸けて、ベルギーと対戦

この記事は約3分で読めます。

スペイン代表が明日(土曜日)、アウェイでベルギーと対戦する。W杯出場の切符を手に入れるためにも、予戦残り2試合で勝利が絶対のスペイン代表。ベルギーから勝ち点3を奪い、セルビア・モンテネグロがリトアニア戦で取りこぼすことに期待。来年の夏、世界最大のイベントであるW杯の舞台にスペイン代表が立つことを願っているスペイン国民の期待に応えるべくベルギー戦に挑む。

「その時がきた。君たちは勝たなければならない」。ルイス・アラゴネス代表監督は、選手全員にそうメッセージを送っている。イエロ、ナダル、ルイス・エンリケといったベテラン勢はすでに引退しており、平均して24歳から25歳の若い選手で構成されているスペイン代表だが、前線から最終ラインまで多くの選手がヨーロッパで活躍している。アラゴネス監督はすでに先発メンバーを発表しており、GKにカシージャス、ディフェンス陣にはサルガド、プジョール、マルチェナ、、ダブル・ボランチにはチャビとアルベルダ、右サイドにホアキン、左サイドにビセンテ、そして2トップにはラウルとフェルナンド・トーレスが入る予定。ここ最近の試合でボランチとしてスタメン出場してきたシャビ・アロンソの出場停止処分は痛い。また、現在リーガで6ゴールと好調のビージャは、後半の切り札として出場する可能性が大きい。ここ数日間、ビージャを見てきているアラゴネス監督は、調子も良く、意欲十分のビージャがコンパニー不在のベルギーディフェンスをかく乱すると見ている。

さらに、この重要な一戦に、ベルギーやオランダに住む7000人のスペイン人がスタジアムに駆けつけ、スタンドから大きな声援を送ることになりそうだ。それはアウェイで戦う代表メンバーにとって大きな力となるに違いない。

一方、ベルギーのアイメ・アントゥニス監督も諦めてはいない。数字的に見てもW杯へ行けるチャンスは残っており、ベルギーも当然勝利を狙ってくる。だが、ヨーロッパ屈指と言われているコンパニーとファン・バイテンでセンターバックのコンビを組むことができないのは痛いところだ。ファン・バイテンとともにセンターバックのコンビを組むのはフーフケンスとなるだろう。GKにはプロト、トップ下にはバッフェル、そして2トップにはムペンサ兄弟が入る。

予想スタメンは以下の通り

<ベルギー>
プロト、バンデン・ボーア、ファン・バイテン、フーフケンス、デスシャフト、バッフェル、シモンス、ファンデルヘーゲ、ホール、エミール・ムペンザ、ムボ・ムペンザ

<スペイン>
カシージャス、サルガド、プジョール、マルチェナ、、ホアキン、チャビ、アルベルダ、ビセンテ、ラウル、

欧州予選グループ7成績(8節終了時点)

首位:セルビア・モンテネグロ(16)
2位:スペイン(14)
3位:ボスニア・ヘルツェゴビナ(13)
4位:ベルギー(11)
5位:リトアニア(9)
6位:サンマリノ(0)

コメント