アラゴネス「トップ通過だけを考え続ける」

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セルビア・モンテネグロ戦を引き分けてしまったとはいえ、スペイン代表のルイス・アラゴネス監督はワールドカップ欧州予戦をトップ通過できると確信している。アラゴネス監督はベルギー戦(10月8日)、サン・マリノ戦(10月12日)に向け、新たに6選手を招集、また、バレンシアからは最多の6戦手を招集している。

「残り2試合でセルビアが負け、我々が勝つことができれば、首位に立つことができる。これは率直な気持ちであり希望だ」とラス・ロサスのシウダ・デル・フットボールでそう明かした。

スタイルを固く守るアラゴネス監督は、スペインにとって意味があるものは勝利のみと伝えた。「トップ通過は我々の結果次第ではなくなっている。だが、2位通過は確実だろう。とにかく勝たなければならない。セルビア戦とボスニア戦での引き分けで危惧されているが、そんなはずはない。ベルギー戦でも選択の余地はあるし、もっと攻撃的でいく。相手エリアに侵入するためにもスペースを作ること。我々のスタイルで試合を行なうことが大事だ、技術的にも優れていれば、ボールをキープし、相手ゴールに迫ることができる」。

また、監督は僕を信頼していないと伝えたフェルナンド・トーレスとの論争については「彼はアトレティコ・マドリー全ての試合で私と共に戦った。だが、若いからそう感じたのだろう。プレーできない時はいらだつものだし、何とも思っていない」とコメントした。

新たに招集した選手について「別に驚くことではない。ミスタやバラハの調子は良いし、ビージャもそうだ。スピードあるレジェスのプレーは今はとても良い。カプデビーラも良いレベルにある」と付け加えた。この2戦での敗北は頭の中にはないと強調したアラゴネス監督。「サッカーでは恐れることはない。我々が本命であると自信を持たなければならないし、批判や周りの雰囲気以上に強い気持ちで戦わなければならない」。

さらに、アラゴネス監督はFW陣に対し、この2戦では今まで以上に効果的な力を出すことを望んでいる。「ビージャはすでに我々とプレーしているし、トーレスはスペイン最高のストライカーである。もっとゴールを決められる選手だ。最高の力を出して欲しい。セルビア戦では1ゴールしか決めることができなかった。チャンスがあったのにも関わらずだ。それはボスニア戦でも同じ。あの2戦では勝つチャンスがあったし、これからは他のことを話したいものだ。先の試合を見据え、戦い、さらに先を見て行く必要がある」と締めくくった。

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