3-2 |
Riesgo;
Cifuentes, Labaka, Mikel González, Garrido;
Mikel Alonso, Novo, Xabi Prieto (Uranga, m.75), Aranburu;
Nihat (Larrea, m. 90) y Kovacevic.
Atlético de Madrid
Leo Franco;
Velasco, Garcia Calvo, Zahínos, Antonio López;
Maxi Rodríguez (Varela, m.60), Luccin, Gabi (Colsa, m.70), Petrov;
Kezman, Fernando Torres.
Goles
0-1, m.10: Fernando Torres.
0-2, m.19: Kezman.
1-2, m.56: Kovacevic.
2-2, m.79: Nihat.
3-2, m.90: Kovacevic.
Real Sociedad: Mikel Alonso (m.35), Cifuentes (m.62), Novo (m.86)
Atlético de Madrid: Gabi (m.42), Fernando Torres (m.64), Kezman (m.83)
Real Sociedad: Barkero (m.87)
Árbitro: Teixeira Vitienes. (Cantabria)
Estadio: Anoeta
Espectadores: 21.493
前節素晴らしいサッカーを披露し、バルサを破ったアトレティコ・マドリーだが、この試合前半までは最高の試合を展開しながら、その後コバチェビッチ、怪我から復帰したニハトの活躍で2点差をひっくり返されレアル・ソシエダに敗北した。
レアル・ソシエダは前節マジョルカ相手に大量失点を喫したことからこの試合には多くの選手を入れ替え臨んだ。特にディフェンスラインの修正と怪我上がりでまだまだ本調子ではないニハトをスタメンで起用、同選手のチャンスメイクに賭けた。
試合はアトレティコが前節の勢いそのままグランドに飛び出し、前半10分レアル・ソシエダのミスを突いてあっという間にフェルナンド・トーレスが先制点を挙げる。アシストしたのはアトレティコに移籍し、大ブレイク中のペトロフ。
更にその9分後には中盤にボールを受けに下がったフェルナンド・トーレスとその下がった後に出来たスペースに見事に走りこんだケズマンの連係プレーで完全にレアル・ソシエダディフェンスラインの裏へ抜け出したケズマンがゴールを決め、素晴らしいカウンターを見せた。
この2点でようやく目が覚めたレアル・ソシエダはアランブルがリーダーシップを発揮し、流れを取り戻そうとするが前半は決定的チャンスを作るには至らず、そのまま0-2で前半終了した。
後半に入ってもレアル・ソシエダディフェンスの虚弱さは目立ち、ペトロフが決定的チャンスを作り冷やりとさせるが肝心のシュートをふかしてしまい、レアル・ソシエダファンは安堵のため息をつく。そして後半10分とうとうレアル・ソシエダの反撃が実る。コバチェビッチがレオ・フランコを打ち破り、流れは一気にレアル・ソシエダへ。
ここからとにかく攻め続けるレアル・ソシエダはなんと後半34分にニハトのこれこそ彼の嗅覚が成し得た技でぽっかりと空いたスペースでボールを待っており、見事にゴールへ流し込んだ。これでとうとう同点に。盛り上がるレアル・ソシエダとまさかの同点弾に意気消沈するアトレティコ。そしてここで劇的なクライマックスを迎えようとは・・・
後半もロスタイムに差し掛かったところで、左サイドから放り込まれたボールに競り合ったのはコバチェビッチ。強靭な肉体とバランスのお陰でアトレティコディフェンダーに競り勝ち、こぼれたボールはコバチェビッチの目の前に。そして次の瞬間劇的な大逆転ゴールが生まれ、スタジアムは歓喜の渦に包まれそのまま試合終了。
レアル・ソシエダにとっては最高のアトレティコにとっては最悪のシナリオとなった。
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