アトレティコ・マドリーとバルセロナが、正反対の状況で対戦する。ホームのアトレティコは、徐々に実力を示し始めた昨季チャンピオンを相手に、今季初勝利が絶対条件となる。
満員になるのはほぼ間違いないビセンテ・カルデロン。アトレティコはビアンチ監督の元で魅力的なチームを作り上げているものの、シーズンが始まってから勝利はおろか、まだ1点すらゴールを決めていない。そんなこともあり、彼らにとってはバルサが相手とはいっても勝利は義務である。
この試合に際して、ケガで出場が危ぶまれていたペトロフが戻り、ビアンチ監督はスタメン全員をそろえる。ケズマンも代表戦での疲れがとれ、元気にスタメン入りする模様だ。唯一の欠場は太ももを痛めていたイバガサ。故障はほぼ完治したとのことだが、監督は招集を見送っている。
一方のバルサはマジョルカ戦とCLのベルダー・ブレーメン戦で連勝したことで、上り調子のままビセンテ・カルデロンに乗り込む。開幕戦こそ、その強さに疑問がもたれたものの、その後の戦いぶりでは、昨季と同じかそれ以上の強さを見せている。
ライカールト監督は、今回も昨季のレギュラーを並べる予定。渦中のメッシーはやはり協会規定の問題が解決していないために招集されていないが、先日2014年まで契約を延長し、周囲を安心させている。
予想スタメンは次の通り
<アトレティコ・マドリー>
レオ・フランコ、ベラスコ、パブロ、ペレア、アントニオ・ロペス、マキシ・ロドリゲス、ガビ、リュクサン、ペトロフ、ケズマン、フェルナンド・トーレス
<バルセロナ>
ビクトル・バルデス、ベレッチ、プジョール、オレゲール、ファン・ブロンクホルスト、マルケス、チャビ、デコ、ジュリ、ロナウジーニョ、エトー
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