トニ・ムニョス「グロンケアはアトレティコに対して真摯ではなかった」

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アトレティコ・マドリーのスポーツ・ディレクター、トニ・ムニョスは、イェスパー・グロンケアについて、彼は個人的な理由でクラブを出て行ったことを明らかにし、退団時の態度について「正直ではなかった」と語っている。

グロンケアはインターネットサイトのインタビューで「僕がクラブを出て行きたいと思わせるために、クラブは色々な条件をつけてきた」、「アトレティコは僕の契約にある内容の多くを守ってくれなかった」と語っていた。

それに対し、トニ・ムニョスは「私は彼の退団に関して、あれは選手個人の希望だったことをはっきりさせたい。ある日彼は私と話がしたいと言ってオフィスにやってきたんだ。彼は個人的な事情で不満を持っているからクラブを出たいと伝えてきた。彼は、私的な状況が自分のプレーに悪影響を与えていると自分で言ったんだ」と反論する。

そして「クラブは彼と結んだ契約に関して、一度も彼を裏切ったことはない」と断言。「イェスパーは真摯ではなかった。出て行きたいために個人的事情を並べて、スペインを離れたとたんに事実とは異なる発言を行っている。彼はただ単に出て行く口実を探していたとしか思えない」と悔しさをにじませた。

「アトレティコがグロンケアに対してとった態度は、何があっても間違っていない。彼の態度は納得できない。我々はよりよいチームを作るためにも、どの選手も売る気はなかったんだ。グロンケアの放出は、彼自身がシュツットガルトのオファーを受け取って勝手に提案してきた話だ。要するに彼はアトレティコを出たかっただけだよ」とトニ・ムニョスはどこまでも厳しい口調でグロンケアを非難した。

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