ペトロフ「プレッシャーがあるのは当たり前」

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今オフ、精力的な補強を行ったアトレティコ・マドリー。その中でも大きな注目を集めているブルガリア代表の左サイドハーフ、マルティン・ペトロフが、チーム合流後の数日間で感じたことを、2日付けスペイン地元紙『as』に語った。
「まだチームに合流して間もないので、どの選手が際立っているかを簡単に言うことはできません。でもここ数日に行った練習試合はとても良い出来だったと思います。個人的には左サイドで思い通りにプレーできましたし、チームの一部としてもいい動きができました。でも、私はもっと素晴らしいプレーができます。もう少し時間がたてば、チームの一員として、さらになじむことができます。
 また、このアトレティコというクラブでプレーするということは、プレッシャーを伴うものだということも感じました。しかし、私はプレッシャーを受けることに慣れていますし、アトレティコというビッグクラブではそれは当たり前のことです。トーレスとケジュマン、そしてマキシ。私は彼らとともにスペインでも最高の攻撃陣を形成できると思います。これらの有能な攻撃の選手が集うのは、素晴らしいことです。私はその中で自分の持つものすべてを、ピッチの上で披露します」

 サイドアタックがチーム浮沈の大きなかぎを握るスペインにおいて、ペトロフの持ち味である鋭いドリブル突破と、正確無比な左足のキックが存分に発揮されれば、アトレティコは今季リーガで旋風を巻き起こせるだろう。ブルガリアの英雄ストイチコフの後継者と呼ばれるペトロフが、その言葉の枠を飛び出し、新たなるブルガリアの英雄になる活躍を見せることを期待したい。

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