グロンケア、シュツットガルトへ移籍

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 29日、アトレティコ・マドリーとシュツットガルトとの間でグロンケアの移籍交渉がほぼ成立した。
 昨季後半戦をアトレティコでプレーし、その鋭いドリブルで一躍チームの人気者となったグロンケアだったが、今季のアトレティコの大幅補強で同じサイドアタッカーであるペトロフ、ガジェッティの入団が決まったことにより、出場機会が減ることを懸念して新天地をドイツに求めることになった。

 グロンケアはすでにシュツットガルトでのメディカルチェックを済ませており、両クラブ間の合意を待っていた状態だった。そして、アトレティコ、シュツットガルトが金銭面での合意をほぼ終えたことによって、シュツットガルト入団が実現することとなった。

 アヤックス、チェルシー、アトレティコなど、ヨーロッパでも知名度のあるクラブを渡り歩いたデンマーク人サイドアタッカーは、いずれにクラブにおいても彼の持ち味である縦へのドリブル突破によって多くのサポーターのハートをつかんできた。そして、彼のピッチを離れた時の親しみやすい性格もまたサポーターに愛される要素のひとつだ。そんな彼が新天地ドイツで更なる活躍をすることをアトレティコサポーターも願っているはずだ。

「難しい決断だったけど、僕はドイツ語も話せるし、ドイツの環境はデンマークに似ているから。それに何より、ここなら家族の近くにいることができる。僕にとって、これはすごく重要なことなんだ」とグロンケア。

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