メディカルチェックをパスしたガジェッティ、アトレティコ入団へ

サラゴサに所属するアルゼンチン代表MF、ルチアーノ・ガジェッティのアトレティコ・マドリー移籍が決った。木曜日（28日）、3年契約、移籍金350万ユーロ（約4億7500万円）で合意に達し、メディカルチェックも無事通過。金曜日にサインを交わした後、入団発表が行なわれる。

ガジェッティはサラゴサが提示していた額のほぼ倍となる年棒150万ユーロ（約）を受け取ることになる。これは、新たな契約で年棒200万ユーロ（約2億7000万円）を受け取るモビージャ、サビオ、エバートン、ミリートらの年棒に近い額となる。

木曜日の朝早くに自宅を出たガジェッティは8時30分にはサラゴサの練習場に到着。荷物をまとめ、チームのメンバーが中国に行っている間、個人練習を一緒に行なっていたカブリエル・ミリートに別れを告げることもなく、マドリードへと向かった。ガジェッティはアトレティコのプレシーズンキャンプに合流する準備をしており、来週月曜日にはトニ・ムニョスTDとともにキャンプ地へと向かう予定。

「自分に信頼を置いてくれるアトレティコに感謝している。アトレティコは、スペイン・サッカー界で最高のクラブの一つ。ファンも最高だ」とガジェッティは話している。一方、ガジェッティ獲得についてセレソ会長は「サポーターの誰をも引き付ける魅力的な契約だ。個人的にも、この夏最大の移籍の一つだと思っている。新天地アトレティコ・マドリーでの彼の活躍を心から祈る」と話している。