Atlético de Madrid 2-0 Lorca
Atlético de Madrid
Cuéllar;
Molinero, Pablo, Perea, Antonio López (Nano, m. 65);
Novo (Jorge, m. 25), Sosa, Colsa, Mané;
Braulio y Fernando Torres (Salva, m. 56).
Lorca
Toni Bernal;
Pomar, Iñaki Bea, Castellanos, Gavilán;
Jorge Sánchez (Alexandre, m. 56), Xavi Sánchez, Xavi Moro (Ramos, m. 65), Gerard Bordas;
Sergio Francisco y Perona (Huegún, m. 63).
Goles
1-0, m. 64: Braulio
2-0, m. 85: Braulio
Atlético de Madrid: Novo (m. 20) y Fernando Torres (m. 55)
Lorca: Castellanos (m. 53) y Alexandre (m. 83).
Lorca: Pomar (m. 75)
Árbitro: Miguel Angel Pérez Lasa (C. Vasco)
Estadio: Vicente Calderón
Espectadores: 3.000
20日、アトレティコ・マドリーは、国王杯ベスト8進出をかけた一戦でセグンダBに属するロルカと対戦した。
アウエーでの初戦に3-1と勝利していたアトレティコはこの日、イバガサやリュクサン、グロンケアらの主力を温存した。そして、この日デビュー戦を迎えた左サイドハーフのマネを始めとして多くの若手選手が出場した。
アトレティコは試合序盤から、1部リーグとセグンダBの力の差を見せつけた。運動量の多さ、スピード、ボールを操る技術、パスの精度とスピードにおいてロルカよりも上のレベルでプレーし、前半から終始攻撃を仕掛け続ける。前半こそゴールは生まれなかったものの、後半18分、40分にFWブラウリオがゴールを決めて危なげなく国王杯ベスト8進出を決めた。
シーズン序盤、安定した守備陣を築いたアトレティコはそれを土台にして、中盤、前線のレベルアップを少しづつではあるが着実に図ってきた。現在、F・トーレスを始めとしたFW陣の決定力の低さがささやかれ始めているものの、シュートシーンに至るまでの攻撃の流れに大きな問題はない。確実にシュートシーンを作り出せる中盤によって、トーレスらFW陣がゴールを量産し始める可能性は十分にある。そして、その“ゴール量産”が始まった時、アトレティコの国王杯制覇、またヨーロッパ(UEFA杯またはチャンピオンズリーグ出場権獲得)が現実のものになってくる。
レアル・マドリーやバルセロナ、そしてバレンシアといった強豪が相次いで姿を消す国王杯ではあるが、ここまでアトレティコは順調に勝利を重ねてきた。ベスト8進出後のこれからが本当の厳しい戦いの始まりだが、気の早いアトレティコサポーターからは早くも「タイトル獲得」の声が聞こえてきそうだ。
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