セサル・フェランド監督、先発11人を悩む

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ベラスコ、サルバ、ソサといった選手は未だトップパフォーマンスと言いがたい状況にいるが、それでも彼らの加入によりチームはさらなる自信をつけ、チーム内での競争も激しくなった。アトレティコ・マドリーのフェランド監督は、いまだ理想の11人を決めかねている。

まずはGK。このポジションにはレオ・フランコがほぼ定位置を獲得したようだ。それとは対照的に、もっとも激しい競争を強いられているのがデイフェンス陣である。フェランド監督もディフェンスラインを誰にするのかということにもっとも頭を悩ませている様子で、今のところペレア、パブロ、、セルジというリーグ開幕戦で戦ったメンバーをそのまま継続して起用するようだ。

中盤のダブル・ボランチにはコルサとシメオネが最有力だが、リュクサンは中盤の強化のためと獲得した選手だけに当の本人も出番が無いことを快くは思っていないだろう。さらにソサがトップパフォーマンスに戻れば、このポジション争いはいっそう激しさを増すことになりそうだ。しかし、今のところフェランド監督はコルサとシメオネの二人に信頼を置いているようだが。

最後にFW。フェルナンド・トーレスは怪我でも無い限り、スタメンから外れることはないこのチームの中では数少ないアンタッチャブルな存在だ。問題は、彼を1トップで起用するか、またはパウノビッチ、サルバのどちらかと2トップを形成するか、いまだフェランド監督の悩みは解決されないでいる。

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