アトレティコ、不屈の精神でビジャレアルを逆転できるか

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アトレティコ・マドリーは、インタートトカップ決勝の第1戦で0-2とビハインドを抱える結果になってしまった為、この差を逆転するためには、不屈の精神を見せなければならない。監督のセサル・フェランドは、まだこの大会で負け無しのビジャレアルを相手にスクランブル体制で試合に挑むことを認めながらも「冷静さを保つことが重要」と何度と無く言及している。

この試合でフェランド監督は、フェルナンド・トーレスをワントップに置き、その後方からイバガサが援護するという形をとる事が予想される。イバガサは第1戦ではあまり活躍できなかったが、この試合では監督の期待に応えたいところだ。左サイドはムサンパ、右サイドにはテレサ・エレーラ杯の対サラゴサ戦でもこのポジションを務めたホルヘが入る。尚、本来このポジションの選手であるアルバロ・ノボは、今回の召集メンバーから外れている。

中盤の底でゲームの舵を取るのは、シメオネとコルサの2人。このペアは、インタートト準決勝の対OFKベオグラード戦でも起用されており、チームの勝利に貢献している。最終ラインは、第1戦でスタメンだったコントラが起用できないため、そのポジションにはペレアが入り、中央をG・カルボとパブロ、左サイドバックのセルジと4人でディフェンスを構成する。

対するビジャレアルは、2年連続でインタートトを制し、UEFAカップへと進むため、気合は十分だ。因みに、ビジャレアルは2002年も決勝まで進出しているが、マラガにトータルスコア1-2で敗れている。第1戦では2-0で勝ったビジャレアルだが、まだリラックスできる時間ではないとチーム全体が認識している。

負傷でロジェールとグアイレを欠くが、・サとソニー・アンデルソンが練習に復帰。更に、3ヶ月間、恥骨炎で苦しんでいたリケルメが先日の日本代表タイアルゼンチン代表の試合で90分間プレーし、回復具合をアピールした。

監督のマヌエル・ペジェグリーニは、気は緩んでないとしながらも「我々は、この大会でまだ1度も負けていない。更に、この試合でアトレティコが勝つには3点を取ることが必要だ。この数は、ここまでの7試合でのビジャレアルの総失点2を上回る」と強気なコメントを残した。

以下予想スタメン

<アトレティコ・マドリー>
、ペレア、、パブロ、セルジ、シメオネ、コルサ、ホルヘ、イバガサ、ムサンパ、

<ビジャレアル>
レイナ、・サ、ゴンサロ・ロドリゲス、アルバレス、アルアバレーナ、ホシコ、マルコス・セナ、リケルメ、サンティ・カソルラ、、ソニー・アンデルソン

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