アトレティコ・マドリーは、以前も興味を示していたディオマンジィ・カマラに再び移籍交渉を申し込む予定だ。セネガル出身だがフランス国籍を持つカマラは、イタリアのモデナに所属。チームが必要とする中盤右サイドの補強にうってつけの人材。更にFWもできる器用な一面を持ち、昨シーズンもチームの主軸として活躍、リーグ戦で6ゴール決めている。
しかし、アトレティコだけがカマラの能力に目を付けているわけではない。カマラは、自身も認めるように、プレミアリーグのスタイルが合っていると考えており、彼の価値を約400万ユーロ(役5億4千万円)と見積もっていたアトレティコは、前回の交渉でモデナに対し買い取りオプションつきのレンタル契約を申し込んだが断られていた。そのカマラにはイングランドからアストン・ビラ、アーセナルが、そしてイタリアからもラツィオ、ミランといったクラブも興味を示している。
アトレティコは、もしカマラとの交渉が再びご破算になった場合に備えて、ルーカス・カストロマンの獲得も視野に入れている。カストロマンとアトレティコの交渉は、木曜日の午前中に代理人のロベルト・セテンブリーニとアトレティコのスポーツディレクター、トニ・ムニョスとの間で会談が行われる予定であったが、会談は行われなかった。もし、会談が行われていたら彼の獲得が決まっていた可能性は非常に高い。アトレティコは、今後も引き続きカストロマンの代理人とコンタクトを取り続ける予定で、選手本人の希望などを確認していく。
カストロマンは3年前にアルゼンチンのベレス・サルスフィエルドからラツィオへ移籍。昨シーズンはウディネーゼでプレーした。カストロマン自身はアトレティコへの加入に興味を示し、アトレティコからの新しいニュースを心待ちにしていることだろう。
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