リュクサン「アトレティコに来ることはお金の問題じゃない」 (MARCA)

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ペテル・リュクサンは、まだ彼がアトレティコの一員になったことが信じられないのではないだろうか。MARCAは何がリュクサンをアトレティコへと呼んだのか、そして一見、不可能だったこの移籍が決まった経緯を知るべく、ビセンテ・カルデロンでリュクサンに聞いた。

-新生アトレティコに期待することは?
「もう長い間タイトルから離れてしまっている。アトレティコはそんなクラブじゃないはずだ。僕はここでタイトルを勝ち取りたい。具体的な約束はできないけど、そのための最大限の努力はするよ。僕はこのチームの可能性を信じている。早くこのチームでリーガを戦いたい、もちろんインタートトやUEFAカップももちろん重要だけどね」

-アトレティコの何が一番気に入ったの?
「1つのグループとして働く姿勢かな。皆フィジカル的にも十分だし、フェランド監督の下、充実した練習メニューをこなしている。彼は会話を好む監督で、ミスが起きたらその場ですぐ修正するんだ。これはとても重要なことだよ」

-何がリュクサンをアトレティコへと来させたんだろう?
「アトレティコに来ることはお金なんて問題じゃなかった。フロントの人たちはあまりよく知らなかったけど、素晴らしいスタジアムにスペインで一番熱狂的なファン、アトレティコは僕が大好きなクラブなんだ。僕とアトレティコは以前から合意に達していたんだけど、セルタがもっと移籍金を要求してきて少し問題が長引いてしまった。でも最後まで話がうまくいくと信じていたよ」

-どんなプレーを見せてくれるのかな?
「セルタでは、中盤で相手のボールをカットし、そこからゲームを組み立てるのが僕の役目だった。これはフィジカル的に要求されることが非常に多いんだ。でもアトレティコでも同じようにプレーするつもりだよ。もちろんファンやクラブからの期待は今まで以上に大きいだろうけどね」

-フェルナンド・トーレスについては?
「あれでまだ20歳っていうから凄いね。でもアトレティコは一人の人間で成り立っているんじゃない。その考えは彼にもチームにとっても良くないと思う。一番大切なことはチームが一丸となって戦っていくことだ」

-既にセルタでプレーしていたからアトレティコへの順応も早いかな?
「始めてスペインに来た時は問題山積みだったよ、プレースタイルがフランスと全然違うんだから。スペインではテクニックが重視されるけど、フランスでは、プレミアリーグみたいにフィジカル面が重視されるんだ。だけどセルタにはすぐに溶け込めた。今回もすんなりと行けば良いね」

-アトレティコでプレーすることはフランス代表への足掛かりになると思う?
「アトレティコの来ることがそのまま代表入りには繋がらないけど、間違いなくプラスにはなるだろう。そのためにはピッチでのパフォーマンスが何よりも重要だ。だけど今はチームの為に働くことしか頭にない、代表の話はその後だね」

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