モビージャ問題

この記事は約2分で読めます。

セサル・フェランド監督は、“モビージャ問題”を一日でも早く解決したいようだ。
同監督はズリンに出発する前日に選手と話し合い、数日以内にチームに合流するか、完全にチームを去るか決めるように強く要請している。
実際のところ、同日監督は、多くのマスコミに対しモビージャがチームに残る可能性は低く、彼にこの状況を打開するよう伝えたと語っている。
このような状況から、故障していた事もあり、モビージャはチームのメンバーとチェコには帯同しなかった。
・アンヘル・ヒルGMが彼の残留を強調しているものの、モビージャがアトレティコに残る可能性は確かに少ない。
クラブが2人のMFを獲得したいと何度も公に語っている事は選手本人も分かっているし、そうなると彼にはポジションがなくなる。
一方ファランド監督は、モビージャがアトレティコに集中し、100%の力を出してくれるなら彼を戦力として認めると語っている。
プレシーズンやインタートトの試合に彼を招集していいのかどうか分からない状況こそ、監督が最も嫌う状況なのだ。
クラブのフロントが色々と発言したり、モビージャがインタートト第一戦に出場しなかったことで、全ては移籍先として有力視されているサラゴサと選手の態度次第といえるだろう。
クラブは彼の契約を打ち切るつもりは全くないため、サラゴサが本当にモビージャを必要としているなら、アトレティコと交渉しなくてはならない。
モビージャにはあと1年アトレティコとの契約が残っているが、クラブ側はもう1年契約を一方的に延長できるというオプションを行使する可能性もある。
フェランド監督は、21日までにはこの問題を解決したい様子。
モビージャはそれまでに、アトレティコに残るのか、サラゴサに行くのかを決断しなければならない。

コメント