モビージャ、アトレティから去ることを決意

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セサル・フェランド監督は20日の午前中までモビージャが、アトレティコに残り、新生アトレティコの一員として戦うか、サラゴサへ移籍する為クラブを去るのか選手本人が決断するための時間を与えていたが、どうやら答えは既に出ていたようだ。
「この日が来るのを待っていたわけではないが、クラブから去ることを決めた」と19日の午前中に役員のミゲル・アンヘル・ヒルと会い、このような希望を伝えた。その日の午後には監督のフェランドとも会い同様の考えを伝えた。
ここから先はサラゴサがモビージャ獲得の為にアトレティコに対しより具体的なオファーを出さなければいけない。
既にサラゴサとモビージャの間には5年間契約という密約があるが、実際に彼を獲得する為には、ある程度の移籍金を払わなければならない。
以前にあった交渉では400万ユーロでアトレティコが拒否している為、それ以下の金額では応じないだろう。
だがロヒ・ブランコの首脳陣には来年彼をフリーで放出するつもりも無い。
元々、アトレティコの首脳陣の考えでは、残り2年(最後の1年はオプションでクラブの意志で延長できる)となっていた契約を全うして欲しかった様だ。
今回のモビージャの決断はスポーツ的、経済的と2つの要素から成り立つ。
まず第1の要素だが、今シーズン、アトレティコは2人のセンターハーフを置くことは決まっており、フェランド監督は戦力として考えているが、モビージャ自身は出番が無いように思えたこと。
逆にサラゴサでは、出番も多く、監督、首脳陣、そしてファンからも信頼されていると思ったこと。

第2の要素は比較的分かり易い。
サラゴサが、アトレティコが思っている以上のオファーを出す事。そして密約の通り5年間の契約期間を保障するという事が重要である。

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