1a Divsion. Jornada 1

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Atlético de Madrid 2-0 Málaga

Atlético de Madrid
Leo Franco;
Perea, Pablo, García Calvo, Sergi;
Simeone (Luccin, m.62), Colsa; Jorge (Salva, m.61), Ibagaza, Musampa (Antonio López, m.80);
Fernando Torres.

Málaga
Calatayud;
Alexis, Fernando Sanz, Juanito, Valcarce;
Manu, Miguel Angel, Leko (Edgar, m.55), Duda (Luque, m.78);
Juan Rodríguez y Geijo (Amoroso, m.55).

Goles:
1-0, m.44: Calatayud, en propia meta
2-0, m.48: Fernando Torres.


Atlético de Madrid: Sergi (m.22) y Salva (m.68)
Málaga: Leko (m.30), Fernando Sanz (m.36), Duda (m.52) y Juan Rodríguez (m.65)

Árbitro: Iturralde González
Estadio: Vicente Calderón
Espectadores: 40.000


セサル・フェランド新監督のアトレティコ・マドリーは、マラガを相手にゴールラッシュとは行かなかったが、ほぼ完璧な勝利で今シーズンのスタートを切った。イバガサのゲームメイクとフェルナンド・トーレスの動きは、マラガを震え上がらせた。キーパーのカラタジュがいなければ、もっと点を決められてもおかしくは無かっただろう。

マラガの脆いディフェンスラインは、ホームで戦う相手に何度もチャンスを与えてしまい、アトレティコは開始から試合の実権を握る事ができた。開始早々、アトレティコで第2の青春を楽しんでいるシメオネのロングパスからF・トーレスが抜け出し、1対1に。だが、ここはカラタジュがなんとかセーブした。この試合のF・トーレスは、ボール遊びを楽しむ正に“ニーニョ(子供)”のようだった。

ゲームを支配しつつも、なかなかゴールを奪えないアトレティコにビセンテ・カルデロンのスタンドには、少しずつ嫌な空気が生まれていったが、前半終了間際の44分、ムサンパがサイドから切り込みイバガサへパス。イバガサのシュートはカラタジュに当たり、ゴールネットへと吸い込まれていった。確かに偶然が生んだゴールだったが、このゴールはそれまでアトレティコがゲームを支配していたことを正当化するものだった。

前半が終了し、後半からアトレティコは、落ち着いてゲームをコントロールしていくと見られていたが、前半同様、エンジン全開で飛ばしていった。そして後半開始早々の3分、エリア近くでシメオネがボールをカットし、F・トーレスに完璧なパス。トーレスはこれを見事に決め、開幕戦でゴールを決めることに成功した。ここからのファンの楽しみは「あの脆いマラガディフェンスを相手にどれくらいのゴールを決めることができるのか?」ということだった。だが、コルサのゴールはオフサイドで取り消され、F・トーレスは、不可解な判定で同じくゴールを取り消された。

いくつか繰り返される主審の不可解な判定に腹を立てていたフェランドは、ムサンパがオフサイドの判定を受けた時に主審に抗議。だが主審から帰ってきた答えはレッドカード、素晴らしい勝利に水を差す出来事だった。

スコアこそ2-0だったが、それ以上の開きが両チームにはあった。マラガのグレゴリオ・マンサーノ監督には長いシーズンを戦っていくためにも、修正しなければならない点が見つかったことだろう。

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