1a Divsion. Jornada 30

この記事は約5分で読めます。

 

4-0

Atlético de Madrid
Leo Franco;
Velasco (Molinero, m.66), Pablo Ibáñez, Perea, Sergi;
Ibagaza (Nano, m.61), Luccin (Marcelo Sosa, m.78), Colsa, Gronkjaer;
Fernando Torres, Salva.

Real Mallorca
Moya;
Ballesteros, Ramis, Iuliano;
David Cortés, Jorge López (Campano, m.61), Farinós (Poli, m.79), Pereyra, Tuni (Felipe Melo, m.71);
Correa, Luis García.
torres_alegria
Goles
1-0: m.27: Colsa
2-0: m.60: Fernando Torres
3-0: m.86: Salva
4-0: m.88: Salva


Atlético de Madrid: Luccin (m.3)
Real Mallorca: Pereyra (m.21), Farinós (m.67)

Real Mallorca: Ballesteros (m.9 y m.58), Iuliano (m.62 y m.77)

Árbitro: Bernardino González Vázquez (Comité Gallego)
Estadio: Vicente Calderón
Espectadores: 45.000

Gol:
1-0: m.27: Colsa
2-0: m.60: Fernando Torres
3-0: m.86: Salva
4-0: m.88: Salva


3日、アトレティコ・マドリーはホームにマジョルカを迎えて、第30節の試合を戦った。第29節終了時点で8位のアトレティコは、来季UEFA杯出場権獲得圏内の6位以上に浮上するため、そして19位のマジョルカは一部残留圏内の17位以上に浮上するためにこの試合はどうしても勝利したい試合であった。

前日に亡くなったローマ法王のために1分間の黙とうが捧げられた後、試合は始まった。

試合開始当初、敵ゴールにより近づいたのはマジョルカだった。5バックと3人のMFで堅い守備網をはってアトレティコの攻撃をしっかりと跳ね返すと、すぐさまアトレティコ最終ラインの裏を目掛けてロングボールを放つ。高めに敷かれたアトレティコ最終ラインは、その攻撃に対して戸惑いを見せ、マジョルカは幾度かのチャンスを作り出した。
しかし、マジョルカはその好機をゴールに結びつけることができない。逆にアトレティコ最終ラインはペレアを中心に、次第にマジョルカのロングボール攻撃に順応し、前半15分を過ぎる頃には完全にマジョルカの攻撃を寸断するようになる。 すると前半26分、自陣右サイドでマジョルカからボールを奪ったアトレティコは右サイドハーフで先発したイバガサのトリッキーな持ち出しから一気にカウンター攻撃に入る。リュクサンを経由して左サイドハーフのグロンケアへと展開されたボールは、マジョルカのペナルティーエリア内へと放り込まれる。マジョルカDFが一度はそのボールをペナルティーエリア外へと跳ね返すが、これは十分なクリアにはならず、イバガサがそのこぼれ球に反応する。イバガサはまたしてもトリッキーな動きで自らの後方から走りこんできた守備的MFコルサへとショートパスを出す。コルサはそれを左足でとらえると、ボールはマジョルカゴールに吸い込まれた。
流れるようなカウンター攻撃からのゴールに、スタジアムは歓喜の嵐に包まれた。

salva030405 このゴールによってアトレティコイレブンは動きのキレを増し、中盤でのプレスがよく効くようになる。マジョルカはそのアトレティコの中盤でのプレスを嫌い、試合開始当初から引き続いてアトレティコ最終ライン後方へのロングボールを放り込む作戦を続行した。しかし、その攻撃はペレアの驚くべきスピードと注意力の高さによってすべてが失敗した。
後半に入るとマジョルカは同点を目指して攻撃に出る。しかし、アトレティコはきっちりとその攻撃を受け止め、前線に待ち受けるフェルナンド・トーレスへとボールを展開していく。フェルナンド・トーレスに対応したマジョルカのセンターバックのバジェステロスは、スピードで完全に競り負け、後半4分にはGKモジャをも抜き去られてシュートを放たれる場面を作られる。後半13分にはフェルナンド・トーレスをペナルティーエリア内で引き倒し、PKの判定を受ける。フェルナンド・トーレスはそれをきっちりとゴール左隅に流し込み、アトレティコがリードを2点に広げる。さらにバジェステロスはこの反則でこの日2枚目のイエローカードを受け、退場になった。
点差を2点に広げられ、さらに一人少なくなったマジョルカはもはや何もすることができず、アトレティコのカウンター攻撃、中盤でのボール回しにただただ走らされることとなった。そして後半40分にはアトレティコFWサルバが右サイドからのセンタリングを豪快にゴールに突き刺し、3対0。
その3分後の43分にも再びサルバが右サイドからのクロスボールを叩き込み、4-0として試合は終了した。

なす術なく敗れてしまったマジョルカ監督クーペルは試合後、淡々と以下のように語った。
「前半立ち上がりはわれわれはかなり良い感じでプレーできた。しかし、ゴール前での不運によって得点のチャンスを逃してしまった。そして、コルサの素晴らしいゴールによって試合の様相は一変し、その後のPKによるアトレティコの追加点によって試合の行方は固まってしまった。 1月から今まで、われわれの順位は上昇していない。冬の移籍市場で獲得した選手たちが物足りなく、あれらの獲得は失敗だったと言う人がいるが、そんなことは、シーズンが終了し、2部に降格した時に初めて言われることだ。まだわれわれには試合が残されている。そして、それはまだ1部残留の可能性が残されているということだ。私たちは可能性のある限り、戦い続けなければならない」

コメント