1a Divsion. Jornada 22

この記事は約5分で読めます。

0-2


Barcelona
Victor Valdés;
Belletti, Puyol, Oleguer (Maxi López, m.77), Van Bronckhorst,
Márquez (Albertini, m.46), Xavi, Deco, Giuly (Iniesta, m.63),
Ronaldinho y Eto’o.

Atlético de Madrid
Leo Franco;
Molinero, Pablo Ibáñez, Perea, Antonio López,
Sosa, Ibáñez, Colsa (Raúl Medina, m.78), Aguilera (Sergi, m.56), Gronkjaer (Jorge, m.85)
Fernando Torres.

Goles
0-1, m. 2: Fernando Torres
1-1, m. 94: Fernando Torres, de penalti.


Barcelona: Márquez (m.47+), Valdés (m.92).
Atlético de Madrid: Pablo Ibáñez (m.9), Colsa (m.28), Leo Franco (m.77)

Árbitro: Mejuto González (Col.Asturiano)
Estadio: Camp Nou
Espectadores: 67.112

20050207_01.jpg
20050207_02.jpg
20050207_03.jpg


アウェーに弱いアトレティコはどこにいってしまったのか?この日行われた首位バルサとの試合にてフェルナンド・トーレスの活躍により2-0で勝利し、バルサにホーム初黒星を付けさせた。その結果、前日に勝利していた2位R・マドリーとバルサの勝ち点差が4と縮まり、まだまだリーグの行方は分からなくなってきた。

試合が始まりまだスタンドでは自分の席に着いていない人がたくさんいる中、突然先制点が生まれる。ゴールに背を向けた状態でボールを待っていたイバガサはボールが来るとトラップすることなくジャンプ、かかとでボールをバルサディフェンスラインの後ろに送り込む。そのボールに反応していたフェルナンド・トーレスはボールをコントロールすると自慢のスピードを更に加速させ、追いすがるバルサDFを振り切り、シュートは当たりそこなったが、それが幸いしてかGKバルデスはタイミングを狂わされ、ボールはゴールへと転がる。

あまりに早い出来事に唖然とするスタンドと選手達。この早過ぎる先制点が次第にバルサの歯車を狂わせ始める。普段の素早いボール回しは影を潜め、代わりに厳しいプレッシャーをかいくぐる為、ロングボールを相手ディフェンスラインの裏に蹴るか、もしくはアトレティコの組織的なディフェンスの前に成す術なく、ただただボールを回すことしか出来なかった。

そこでデコが流れを変えようと攻撃に守備にと更に動き回る。その動きにつられて次第にエトー、ロナウジーニョ、ジウリー、チャビの動きも活発になるが、決定的なシュートを打つ前にパブロ、ペレアというアトレティコセンターバックコンビにことごとく弾かれてしまう。ベンチで試合を観察しているフェランド監督は攻撃してくるバルサに対抗する為、後ろに下がることを良しとせず、とにかくディフェンスラインは高い位置に保ち、中盤のスペースを消すように指示を出す。そして、こう伝える。ボールを奪ったら前線でただ1人待つフェルナンド・トーレスを探せと。

ボール支配率は完全にバルサ。しかしボールを奪いカウンターアタックに入った時のアトレティコの方がよりゴールの予感があった。それほど、この日のフェルナンド・トーレスは絶好調だったともいえる。そして守備ではパブロとペレア、そこにコルサとソサの中盤の選手が献身的に守備、時にはファールでバルサの流れを止めた。

後半、ライカールト監督は悪い流れを断ち切ろうとアルベルティーニにその思いを託す。しかし、ゴールを決めようと前へ前へと焦るチームメイトをなかなかコントロールできず、結局後ろで相手のカウンターに控えることになってしまった。

その後、同点にする最大のチャンスが訪れる。エトーがペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。しかしロナウジーニョが蹴ったボールはGKレオ・フランコの反応の逆を突くがボールはなんとゴールの枠の外へ。
カウンターから何度もチャンスを作るアトレィコ。バルサはアトレティコディフェンダーの壁をこじ開けることが出来ない。そこでライカールト監督はイニエスタを投入。再びバルサは勢いを取り戻し、何度もチャンスを作り出す。

時間が経つにつれ、焦りも増してくる選手達。その様子を後方から見ていたプジョールはなんとか同点に追いつこうと自らもオーバーラップ。ところがこれが完全に裏目に出てしまう。

なんと終了間際、ゴール前にひたすらチャンスが来るのを待っていたフェルナンド・トーレスの元へ絶好のパスが渡る。ゴールへ突進するトーレス。前のめりになっていたバルサディフェンダー陣は彼のスピードに誰も追いつけない。待ち構えるのはGKバルデスのみ。しかしバルデスが素晴らしい読みでフェルナンド・トーレスのドリブルをストップしたかと思われたが、なんと主審の判断はGKバルデスのファール。つまりPKが宣告される。

フェルナンド・トーレスはこのラッキーなプレゼントを逃すことなくきっちり決め、2-0でとうとうバルサから勝利を奪う。バルサは首位のプレッシャーからかいつものサッカーが出来ず敗れ去ってしまった。

コメント