1-0 |
Málaga
Arnau,
Gerardo, César Navas, Fernando Sanz, Valcarce,
Edgar, Juanito (Romero, m.76), Miguel Angel, Leko (Michel, m.59),
Amoroso (Wanchope, m.60) y Juan Rodríguez.
Atlético de Madrid
Leo Franco,
Molinero (Braulio, m.84), Perea, Pablo, Antonio López,
Ibagaza, Luccin, Marcelo Sosa (Nano, m.62), Gronjkaer,
Fernando Torres y Salva (Colsa, m.70).
Goles
1-0, m.82: Juan Rodríguez
Málaga: Gerardo (m. 31), Miguel Ángel(m.46), Juan Rodríguez(m.59)
Atlético de Madrid: Marcelo Sosa (m. 17), Gronkjaer(m.40),
Árbitro: Juan Rodríguez Santiago
Estadio: La Rosaleda
Espectadores: 22.000
アトレティコは目的もないままリーガをさまよっている。確かに、ラ・ロサレダで受けた罰は彼らにとって痛いものだった。マラガに勝つ要素があったわけでもなく、結果は内容を反映したものではない。しかしフェルナンド・トーレスは昔のゴール感覚をなくしたままで、イバガサも意図のあるパスを出すことが出来ず、グロンケアには意欲があるもののそれがサイド攻撃に活かされない。一方、幸運に恵まれたのはマラガで、フアン・ロドリゲスのシュートで勝利。ヨーロッパ大会出場圏内よりも降格ゾーンに近づいてしまったアトレティコは、傷ついたファンのためにも他の目的を見つけなければならなくなった。
試合では両チームが必要としているものが明確に表れていた。マラガはこの試合に勝てば降格圏内を脱出する可能性も。一方のアトレティコはここで勝利を逃せばヨーロッパへの道が遠ざかることをもっと理解しておくべきだった。こうしてマラガは気合で相手を上回り、レオ・フランコのゴールを脅かす。
とはいえ、マラガは圧倒的優位に試合を進めたわけではない。特に前半は両チームとも散々な出来で、さらにそこに審判のミスジャッジが加わる。おそらく両チームのプレーに影響されたのだろう。ロドリゲス・サンティアゴは何度も逆にファウルをとったり、間違えて笛を吹いていた。この前半は忘れるべきものだった。
後半に入って目新しいことがあるかとの期待も見事に裏切られる。後半20分まで、試合のペースは前半と全く変わらなかった。そして64分、やっと試合にほんの少し動きが見えた。アトレティコが目覚めたのである。サルバのゴールは惜しくもオフサイド、ナノのフリーキックはアルナウのファインセーブに拒まれる。そして最大のチャンスはアントニオ・ロペスだ。彼のフリーキックはアルナウも呆然と見送るファインシュートだったが、惜しくもこれはバーに当たってしまう。
それがアトレティコだ。そしてその後、マラガのゴールシーンがやってくる。フアン・ロドリゲスの強烈なミドルシュートはレオ・フランコをあざ笑うかのようにゴールネットに吸い込まれ先制。レオ・フランコは倒れこみ、マラガの選手らは嬉々としてゴールを祝福した。その後も追加点のチャンスを作ったマラガだが、これ以上アトレティコに衝撃は与えられなかった。
このゴールから立ち直れなかったアトレティコはこの敗戦で今季の目標から大きく後退。一方、タピア監督就任で連勝を飾ったマラガは今週、降格ゾーンを脱出して幸せな一週間を迎える。
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