アトレティコ、サビオラ獲得に失敗すればケズマン

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サビオラ獲得に失敗した場合にアトレティコ・マドリーがその代わりとして考えている選手は、チェルシーのセルビア人FWマテヤ・ケズマンのようだ。

PSV在籍時に35得点を奪い、02-03シーズンオランダリーグ最高の選手として、昨年チェルシーに移籍したケズマンだったが、昨季は控え要員。本人が認めているように控え要員になることを嫌っており、チェルシーを離れるつもりでいる。「このような状態で長い間続けられない。来年も同じようであるなら、残るつもりはない。現時点で10クラブが僕に興味を示している」。

アトレティコはサビオラこそがクラブにしてもビアンチにしても第一に考えている選手。しかし、サビオラとの交渉が上手く運ばない場合に備え、ヒルGMが数週間前にケズマンの移籍について交渉し、移籍の場合には違約金がおよそ900万ユーロ掛かるということを把握している。

ケズマンについてスポーツ・ディレクターのトニ・ムニョスは、「彼は我々にとって理想的な選手だ。彼はビアンチのスタイルに合っている。チェルシーとの最初のコンタクトはポジティブなものだったが、いくつか問題点もあるので一晩で決まるようなことはないだろう」と話している。また、チェルシーはこれを機にフェルナンド・トーレス獲得を狙うかもしれないが、この件についてムニョスは「フェルナンド・トーレスとこの件は何も関係がない。もしチェルシーからケズマンを獲得しても、彼らはトーレスの最初の選択肢にはならないだろう。彼を放出するつもりはない」と話している。

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