アトレティコ、ベルバトフと交渉

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アトレティコ・マドリーは来季の構想を描き続けている。両サイドについてはガジェッティとペトロフで解決された。後はサラゴサ、ウォルフスブルグと合意するだけとなっている。(来週中にもまとまる気配)そして今、アトレティコはフェルナンド・トーレスの理想的なパートナーになれるようなセンターフォワード獲得に照準を定めている。“コネホ”サビオラはその中のひとりでありバルセロナと引き続き交渉を重ねているが、アトレティコのスタッフはブルガリア代表のフォワードに目を向けたのだ。そのフォワードはベルバトフ。ブンデスリーガ屈指のストライカーだ。24歳と若く、全てを兼ね備えたセンターフォワード。空中戦に強く、昨シーズンは20ゴールを奪っている。ベルバトフのプレースタイルはニーニョの理想的なパートナーになるだろうと考えているのだ。

アトレティコはずっとベルバトフのようなスタイルの9番を探してきた。ここ数ヶ月ではたくさんの名前が挙がった。ビエリ、デイビッド・・・しかし最終的にアトレティコはヨーロッパ市場に目を向け、何人もの選手を検討した結果、ベルバトフが選ばれたのである。さらにベルバトフは、セレソ会長が以下のように述べていたことからもアトレティコが獲得したいと考えている選手のプロフィールに合致する。「(プロフィールは)金銭面での問題を言っているのではなく、活躍を保証してくれる選手だ」。

4シーズン、バイヤー・レバークーゼンでプレーしたベルバトフは、先述したように屈指のストライカーとなった。チャンピオンズリーグでも活躍し、120試合で48ゴールを奪っている。このベルバトフの獲得とガジェッティ、ペトロフ、サビオラの加入が決まれば、来季のチームはほぼ決定する。そして、その次は放出する選手を検討し始める。ビアンチの考えでは、チームは22人を上回らないことだ。

アトレティコは現在ブルガリアで最も大事な2人の選手を獲得することになるかもしれない。ペトロフとベルバトフはフリスト・ストイチコフ率いるブルガリア代表の中心選手だ。ただ、ベルバトフ獲得の上で唯一の障害が、スペインの他のチームも彼に興味を示しているということだ。デポルティーボとバレンシアもベルバトフ獲得を狙っており、デポルティーボが特に獲得に強い関心を見せている。ベルバトフはレバークーゼンと2009年まで契約を結んでおり、少し前にオリンピック・マルセイユが1000万ユーロで譲ってくれないかどうか尋ねている。その額はアトレティコが用意しているほどではない。

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