アトレティコ・マドリー、ペトロフと基本合意

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マルティン・ペトロフが赤と白のユニフォームを着る日は近い。彼はアトレティコ・マドリーと口頭で合意に達し、近々4年契約にサインする予定だ。残るはアトレティコがウォルクスブルグと移籍金の金額をまとめるだけ。とはいえ、この仕事はそれほど簡単に進みそうもない。ウォルクスブルグはチーム最高の選手をそう簡単に安価で放出するつもりはないのである。

アトレティコは最初の交渉で600万ユーロ(約8億円)のオファーを出したが、ウォルクスブルグは最初に提示した1000万ユーロ(約13億5000万円)という金額を譲らない。「何週間も前から状況は変わらない。我々はきちんとしたオファーを出している。選手ではなく、クラブからの返答を待っている状況だ」とトニ・ムニョスTDはラジオ・マルカに対して語った。

それでもアトレティコはこの件に関しては平静を保っている。選手の合意を得ていることで、交渉は最終的な局面を迎えそうだ。すでにペトロフはクラブのマネージャーに対してドイツを出てスペインで、具体的にはアトレティコでプレーしたいとの希望を伝えている。ペトロフの加入で、アトレティコは引退したセルジが空けた穴を十分に生めることが出来そうだ。

ガジェッティと同様、ペトロフは何ヶ月も前からアトレティコが狙いを定めていた選手。1月にも彼の移籍を試みたアトレティコだが、そのときはグロンケアを優先した。大方の予想通りペトロフとガジェッティの加入が実現すれば、アトレティコは今後の補強目標をセンターFWに絞ることになる。当初は狙いをつけていたブラジル人デイビッドの獲得もどうやら可能性は消えたようで、これからもアトレティコは市場をにぎわせそうだ。

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