セルジ、現役引退を発表

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バルセロナで9年、アトレティコ・マドリーで3年プレーしたセルジ・バルファンが12年間のプロ生活に終止符を打った。「フットボールをやめて、家族との時間を大切にするには今が最高のタイミングだと思う。僕がフットボールをプレーするために助けてくれた全ての人に感謝の気持ちを述べたい」。現役選手として最後となる記者会見でセルジはこう語った。

セルジには他クラブからのオファーがあったが、これ以上現役を続けるつもりはなかったという。「もう現役を退かなければならないのははっきりしていた。スペインの2つの大きなクラブで過ごして、ピッチに立つことだけに固執したくはない。それは僕のキャリアにはふさわしくないと思った」と引退の理由を述べている。

しかし、もしアトレティコがUEFA杯出場権を獲得していれば、もう1年プレーしていたかもしれないとも。「もし僕らがヨーロッパ大会に出場していれば、多分もう1年続けていた。これ以上チームを移ることは考えていなかったしね」。

今後については、監督を目指すとのことで、その上の目標はヨハン・クライフだというセルジ。「6月13日から始まる監督養成コースにはもう登録しているよ。そのあと少しバケーションを楽しんで、普通の人になってやれなかったことを色々とやりたい。家族や子供たち、それに友達と一緒に過ごすっていう、普通の人がやっていることをやりたいね」とこれからの生活を思い描く。

そして最後には、フットボール界との結びつきを絶つつもりはないし、バルサとも関係を持っていきたいと希望を語っている。「カンテラ出身でバルサでもこれだけ長い間プレーしてきたんだ。もちろん、チャンスがあればクラブと関わって生きたい。だけど今はストレスのない状況で、ゆっくりと人生を楽しみたい」とのことだ。

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