カルロス・ビアンチ、今週中にアトレティコに返答

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アトレティコ・マドリーの来季の監督候補に挙がったカルロス・ビアンチが、今週中にもクラブに返答を迫られることになりそうだ。先週、同クラブのエンリケ・セレソ会長は来季の監督探しに対して「今シーズンが終了するまでは動かない」と語っているが、クラブの幹部たちは、いち早く新監督を決定して来季の選手補強にも取りかかりたいとの意見で一致している。そしてその第一候補がアルゼンチン人指揮官ビアンチである。

ビアンチの代理人は先週、本紙マルカのインタビューで「カルロス(ビアンチ)は来季ヨーロッパのクラブで指揮したいと考えている。アトレティコの監督就任もよい話だが、今のところ正式なオファーはない」とコメント。また同氏は、たくさんのオファーを比較して就任先を決定するとの見解を示した。

現在、アトレティコのライバルとなるクラブは、フランスのオリンピック・リヨンだと言われている。今季国内リーグを制しCLでも準決勝まで進んだこのクラブは、ルグエン監督の後任としてビアンチの獲得に乗り出すようだ。さらにそのオファー額がアトレティコを超えるものであるのは明白なため、アトレティコのビアンチ招聘は一筋縄ではいかないと予想される。

またアトレティコは、すでにビアンチ以外の候補もリストアップしている。イルレタ、フアンデ・ラモス、、シュスター、アギーレ・・・・・。いずれにせよ、バカンスに入る前の6月には新監督が決定される見通しだ。

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