事件から一夜明けて…

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アトレティコ・マドリーにとって最も嘆かわしい一日から24時間、事件はまだ尾を引いている。過激派ファンが乱入した翌日の20日も選手らは通常通り練習場に向かったが、彼らを取り囲む雰囲気には相変わらず緊張感が漂っていた。

この日のアトレティコ・マドリーの練習は非公開。練習場の周囲にはファンや報道陣といういつものメンバーに加え、治安警察の姿があった。一見静かな雰囲気に見えるものの、警察官の姿があちこちに見える練習場は、見えない緊張の糸が張り詰めている。警察の警備もあり、この日の練習は何のトラブルもなく終わったが、練習後にマスコミの前に姿を現すはずだったフェルナンド・トーレスとアントニオ・ロペスは一言も発さないまま練習場を後にしている。

とはいえ、この日の練習に駆けつけたファンのほとんどはチームに対する支持をアピールしている。“世界一のファンを持つクラブ”と豪語するアトレティコ・マドリーは複雑な状況の中で、誇りをかけて永遠のライバル、レアル・マドリーとのダービーに臨むことになりそうだ。

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