ピサロ、アトレティコ・マドリーの補強候補に

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「今年は全ての面で飛躍の年にしたい。これまで2回チャンスを逃してきたけれど、今回は絶対に逃さない。もしクラブに残らざるを得なかったら、僕はがっかりするだろうね。僕の目標はウディネーゼをチャンピオンズリーグに連れて行って、最高の思い出を作ることだ」。ウディネーゼのチリ人MFピサロは記者会見でこう語っている。

移籍を熱望している彼に狙いをつけているクラブのひとつがアトレティコ・マドリーだ。しかし彼を獲得するためにはミラン、インテル、ユベントスなど強豪とも競わなくてはならない。特にミランは、獲得を模索していたファン・ボメルがバルセロナに奪われたため、その代わりとなる選手を探している。ちなみに、彼が冒頭のコメントで「2回のチャンス」と語ったのはインテルとラツィオだった。

サンティアゴ・ワンダラーズで育ったピサロはすでに何年もイタリアでプレーしてきた。くしくもウディネーゼでは、こちらもアトレティコが狙っているイアキンタと共にプレー。1979年11月2日生まれということで、その若さも様々なクラブの注目を集める原因の一つとなっている。ウディネーゼのスパッレッティ監督は彼に絶大な信頼を寄せており、今季はそれに答えるかのような大活躍を遂げた。

とはいえ、彼の獲得はアトレティコにとっては非常に難しい。移籍市場に出ているのは、前線のサイドの選手やFWばかりで、質の高いMFはそれほど多くない。いずれにしても、ピサロの獲得に関する動きは近日中にはっきりすることになる。

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