アトレティコ、ルケにビッグオファー

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アトレティコ・マドリーが来季に向けて爆弾オファーを用意していることが21日判明した。

21日深夜のONDA CERO局のラジオ番組“Primer Toque”は、アトレティコ・マドリーが同日午後、ルケの父親と代理人をビセンテ・カルデロン内のオフィスに招き獲得の意志を伝えた、と報道。また同番組ではルケへ提示した驚愕オファーの内容が1200万ユーロ(約16億円)+3選手であることも明らかにし、アトレティコ側がリストアップする7選手(その中にイバガサの名前も含まれる)の中からデポルティーボ側が3選手を選ぶことができると伝えた。

また、昨夏にはルケと契約寸前にまで至ったバルサは、今夏にも同選手の獲得に乗り出す構えを見せているが、アトレティコのビッグオファーには程遠い提示額となりそうだ。とはいえ、これまで「エトーとまたプレーしたい」(ルケ)と語るなど大親友エトーのいるバルサでのプレーを希望してきた本人の意思もルケの去就のポイントとなるだろう。

一方、この件に関してアトレティコ・マドリーの広報担当は否定しているが、デポルティーボの広報担当によれば「移籍についての話は会長の口からしかできない」と、肯定も否定もしていない。いずれにせよ、ルケとアトレティコ・マドリーは5月8日のリーガ第35節で顔を合わせることになる。デポル、アトレティコ、バルサの3者が絡むFWルケの将来は、この数週間の内に答えが出そうだ。

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