イバガサ、古巣マジョルカ戦に先発濃厚

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1日、アトレティコ・マドリーは3日に行われるマジョルカ戦に向けて練習を行った。
 この日、アトレティコにとって朗報があった。それは、司令塔イバガサの全体練習への合流である。アトレティコの攻撃のリズムを司る、このアルゼンチン代表MFは、右足首と左足の負傷により約2週間にわたってチームとは別メニューで調整を行ってきた。しかし、自らの古巣であるマジョルカ戦を目前にした昨日、イバガサはチームメートらと同じ練習メニューを快調にこなした。

 イバガサはマジョルカにおいて2002-03シーズンの国王杯、1998年のスペインスーパー杯を獲得した経験を持つ。イバガサがマジョルカに在籍した当時には、エトー、ルケ、GKレオ・フランコらとともに巧みなカウンターサッカーを演出し、幾度となくリーガ上位クラブの足元をすくってきた。そして、マジョルカで過ごした5シーズンで彼はリーガ屈指のパサーとしての地位を確立し、アトレティコへと迎えられた。

 自らの飛躍の舞台となったクラブ、マジョルカを前にして、イバガサの闘志も高まっていることであろう。前日には守備の要であるペレアが、そしてこの日はイバガサが復帰し、来季UEFA杯出場権獲得を目指すアトレティコにとっては朗報が二つ続いた形になった。そして、それは対戦相手のマジョルカにとってはあまり有難くない情報であるとも言えるだろう。

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