<スペイン代表>自力首位通過を賭けベオグラードで決戦

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スペイン代表は30日、ドイツワールドカップ出場のカギを握る大一番を迎える。スペインがセルビア・モンテネグロの敵地で勝利すれば、ワールドカップ出場に限りなく近づき落ち着きを得られるが、もし負けた場合は3位に転落し、出場に黄信号が点る。

この決戦に際し、アラゴネス監督は最後まで手の内を明かしていない。つまり、ラウルがいつプレーするかだ。若いチームに経験をもたらすためにスタメンで起用するのか、それとも相手が疲れた頃に彼の素早いプレーに賭けて投入するのか。もしスタメンにラウルが入った場合、レジェスがベンチに下がることとなる。

もう一つ目新しいところでは、この日19歳の誕生日を迎えるセルヒオ・ラモスがスペイン史上最年少で代表デビューを飾ることだろう。ルイス・アラゴネス監督は平均年齢24歳という非常に若く攻撃的なチームで、この決戦に臨む。

そしてスペイン最大の敵となるのはスタンドから見守る観衆だ。元代表で、当地で戦った経験のあるブトラゲーニョが「本当にすごい熱気」と評した地元ファンが、セルビア・モンテネグロに120%のパワーを与えることとなる。さらにセルビア・モンテネグロはこの試合に勝てばほぼワールドカップ出場権を手中に収めることとなり、彼らにとっても負けられない試合だ。

予想スタメンは次の通り

<セルビア・モンテネグロ>
イェブリッチ、ビディッチ、ガブランチッチ、クルスタイッチ、コロマン、ドゥリャイ、、ジョルジェビッチ、ドラグティノビッチ、ケズマン、ミロセビッチ(もしくはイェストロビッチ)

<スペイン>
カシージャス、セルヒオ・ラモス、、プジョール、デル・オルノ、チャビ、アルベルダ、デ・ラ・ペーニャ、ホアキン、、レジェス

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