レオ・フランコ、無失点記録は440分に

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セサル・フェランド監督はこれまでに何度も、チームは後方から形成するものだと主張してきた。この考えに基づいたのか、アトレティコ・マドリーはパブロとペレアのセンターバックコンビと契約を更新したばかり。しかしアトレティコが現在スペインで最も強固なディフェンスを持つチームだといわれているのは、間違いなくレオ・フランコのおかげである。レオ・フランコはシーズンで最高の時を過ごしており、現在のところ440分間1つもゴールを割られていない。この活躍で、彼はサモラ賞(最少失点GK)争いでもトップにつけている。

アルバセテのFWフランシスコは自陣のペナルティエリアでボールを奪うと、ピッチを疾走して45メートルの距離からスペクタクルなループシュートを放ち、レオ・フランコを驚かせた。あれは前半10分での出来事。その日、アルバセテがそれ以上点を入れることはなかった。その3日後、国王杯のヌマンシア戦でもアトレティコは失点をゼロに抑えている。さらに、リーガ戦ではバルセロナも、レバンテも、アトレティコゴールを揺らすことはなかった。そして先日の国王杯でも無失点。レオ・フランコは3試合と80分間、一度も自分のゴールからボールを拾い上げていない。その中でも、特筆されるべきはカンプ・ノウでの試合だろう。それまでホームでは1試合も落としていなかった首位バルサを、アトレティコは完全に押さえたのである。

アトレティコはリーガ23節終了時点で20失点。ビジャレアルと失点数で並び、それより失点が少ないのはバルセロナとレアル・マドリーだけである。また国王杯でも6試合を戦った中で、レオ・フランコを破ったのはロルカのアレクサンドレ、たった一人だけだ。

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