10勝1分けとホームで圧倒的な強さを見せるバルセロナが、バルサ入りの噂があるフェルナンド・トーレスのいるアトレティコ・マドリーをカンプ・ノウに迎える。バルサへの移籍をほのめかし紙面を賑わしているトーレスではあるが、クラブ側に彼を売るつもりはないようだし、ライカールト監督もこの話題ついてタイミングが悪いと困惑を見せている。
前節のセビージャ戦では左サイドバックにシルビーニョを起用したライカールト監督だが、今節はファン・ブロンクホルストを起用する。他には大きな変更はないだろう。冬の移籍市場で加入したマキシ・ロペスも初招集された。アルベルティー二のカンプ・ノウ初プレーが見られる可能性もある。また、3試合(R・ソシエダ、ラシン、セビージャ)連続でゴールを割られていない守護神バルデス。彼の無失点記録更新がかかるこの試合にバルセロニスタの関心度は高まっている。
一方、カンプ・ノウでの対戦にフェランド監督は金曜日の練習でも試したようにトーレスの1トップ、トップ下にはイバガサとシーズン当初のような1トップシステムに戻すようだ。これによりサルバはスタメンから外れることになり、右ヒザを痛めていたグロンケアがスタメンに入る。また右サイドにはアギレラが戻ってくるだろう。右足に問題を抱え今年に入ってまだプレーしていない左サイドバックのセルジも古巣との対戦には間に合いそうだが、まずはベンチスタートが濃厚。出場停止処分のリュクサンに代わってソサがボランチに、筋肉を痛めているベラスコの代わりにモリネロが右サイドバックに入る。この2人に加え足首捻挫のガルシア・カルボ、中足を損傷しているノブレガも召集メンバーから外れており、下部組織からMFメディナ、DFシシリアが召集メンバーに入った。
予想スタメンは以下の通り
<バルセロナ>
バルデス、ベレッチ、プジョール、オレゲール、ファン・ブロンクホルスト、マルケス、チャビ、デコ、ジュリ、ロナウジーニョ、エトー
<アトレティコ・マドリー>
レオ・フランコ、モリネロ、ペレア、パブロ、アントニオ・ロペス、ソサ、コルサ、アギレラ、イバガサ、グロンケア、フェルナンド・トーレス
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