ビセンテ・カルデロンにレアル・マドリーを迎えての“マドリーダービー”

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ビセンテ・カルデロンでの試合では6勝2分けとホームでは強さを見せるアトレティコ・マドリーが、レアル・マドリーを迎え“マドリーダービー”を行う。監督就任後、初の公式戦となったレアル・ソシエダ戦を勝利で飾ったルシェンブルゴ監督にとってリーガ後半戦の巻き返しを計る上でも試される試合となるだろう。

1999年以来ホームでのダ-ビーで勝利を収めていないアトレティコだが、悪夢を払拭する絶好のチャンスであるとみている。また、12月にアトレティコに加入したデンマーク代表MFイェスパー・グロンケアもリーガデビューを果たすことになり、出場停止処分のミチェル・サルガドに代わりスタメン起用されるマドリーのカンテラ出身のアルバロ・アルべロアが彼の左サイドからの攻撃をどう抑えるか、注目のひとつである。土曜日の最終セッションでも通常の練習を行ったカルロス・アギレラだがスタメンに復帰するかは微妙なところで、若いモリネロが右サイドバックに入る可能性が高い。また、右足に問題を抱えるセルジと右外転筋を痛めているべラスコの2人も間に合わないようだ。

一方、マドリーだが、ここへ来て左足首の関節炎に苦しむCBイバン・エルゲラの出場が危ぶまれている。彼が回復しない場合はアルバロ・メヒアが代わりを務めることになるが、出場停止処分でワルテル・サムエルの欠場は決っており、パボンとメヒアの若いCBコンビでフェルナンド・トーレス、サルバ・バジェスタを抑えなければならない。ベルナベウで行われた2004年最後のセビージャ戦を落とし悲観的な状況であったマドリーだが、6分間のソシエダ戦で勝利を収め、首位を走るFCバルセロナとのポイント差も縮めた(10ポイント差)ことによりチーム内に新たな活気が生またようだ。

ビセンテ・カルデロンは静かにキックオフの時を待っている。またチケットは週始めにはすでに完売しており、ダフ屋での相場もかなりの高額になっているようだ。

予想スタメンは以下の通り

<アトレティコ・マドリー>
、モリネロ(またはアギレラ)、パブロ、ペレア、、イバガサ、ソサ、リュクサン、グロンケア、サルバ、トーレス

<レアル・マドリー>
カシージャス、アルベロア、パボン、エルゲラ(またはメヒア)、ロベルト・カルロス、フィーゴ、、ベッカム、ジダン、ラウル、

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