来シーズンの計画

今シーズン終了まで5試合を残す現在、来季のUEFAカップへの出場が微妙な状態にあるアトレティコだが、クラブのスポーツディレクターは来シーズンの計画を進めている。
補強選手を具体的にしておりのラウル・タムードがその1人。
タムードの獲得は攻撃ライン強化に向けての最優先事項の1つであり、彼が今シーズン見せたパフォーマンスがフェルナンド・トーレスにとって完璧なパートナーであることを証明している。

しかし、タムードのアトレティコ入りは決して簡単なものではない。
2年前に2007年までエスパニョールとの契約を延長をしたタムードが移籍する場合には違約金2,400万ユーロが発生する。
2部に降格した場合にはその数字は下げられるだろうが、エスパニョール側は莫大な利益を得ることができるタムードへのオファーを受け入れる準備をするはずだ。いずれにしてもエスパニョールが残留するかどうか、シーズン最終節5月23日までまたなければならない。

アトレティコにとって有利な点は、タムードがもしエスパニョールを去るなら残留争いをするチームよりもっと可能性のあるチームを探しているということだ。

アトレティコの次節の対戦相手であるエスパニョールの存在はタムードの将来と結びついている。