アトレティコ・マドリーは土曜日の夜、ビセンテ・カルデロンでカタルーニャのFCバルセロナを3-0で破り、彼らの危機的状況に拍車をかけた。
9敗
日曜日に公式にルイス・ファン・ハールの後任監督として発表される予定のラドミール・アンティッチはこの日、彼がかつて指揮を執ったチーム相手にリーグ戦3連敗を喫するどん底の状況と、自分の新しい役割を恐怖とともに目の当たりにすることになった。
早期の警告
アトレティコは試合開始から攻撃的にゲームを支配、最初の15分で2点を挙げてもおかしくない展開だった。ストライカーのフェルナンド・トーレスは、エメルソンの強烈なシュートをこぼしたGKロベルト・ボナーノに突っ込んでいき、その1分後、カンプ・ノウでデビューしたルイス・ガルシアがきわどいシュートを放った。
トーレスが口火を切る
ホームチームのアトレティコが先制したのは、ハーフタイム5分前。しかもそれは当然の結果であった。トーレスが、パートナーのホセ・マリからパスを受けフランク・デブールをかわしてシュート、コーナー深くゴールを決めた。
二人の退場者
64分、両チームとも選手が10人に減ってしまった。これは、ホセ・マリとバルサのブラジル人プレーヤー、ファビオ・ロッケンバックがボールのないところでの衝突により、退場処分が下ったからだ。
さらに2ゴール
5分後、アトレティコはリードを広げる。エメルソンがコーナーからの高いボールをディフェンスに競り勝ち、ヘッドでゴール。ルイス・ガルシアは、11試合で7回目となる、切り込んでのすばらしく変化のあるシュートで決定的な苦痛を、以前所属していたチームに与えた。
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