マジョルカのルイス・アラゴネス監督は、某ラジオ番組の中で、来季はアトレティコ・マドリーの監督に就任することを明らかにした。
アトレティコのヘスス・ヒル会長は、強烈なキャラクターで知られる人物。会長との衝突も予想されるが、それも覚悟の上での決断だ。
現所属先のマジョルカも、マドリードに家を持つアラゴネス監督に、アトレティコでもレアル・マドリーでも、もしくは代表監督でも、好きな道を選べるよう門戸を開いていた。
アトレティコは彼にとって生涯のチームである。現在は2部リーグに甘んじているが、監督にそんなことは関係ない。「何よりも、俺はプロフェッショナルなんだ」。2年契約だという周囲の噂を覆し、1年契約で話はついた。
彼がアトレティコの指揮を執るのは、今回で実に4度目となる。このカリスマ的監督は、アトレティコとともにリーグ戦1回、国王杯3回、そしてインターコンチネンタルカップを1回獲得している。
マジョルカを去る決意は今年の2月にしていたという。しかしながら、ヨーロッパ戦への出場権をかけた最中のチームに影響しないようにという配慮から、これまで発表を控えていた。
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