ヘスス・ヒルが会計監査裁判所検事局によって告訴された。
同局では国家総検事局長宛てに同市長が犯したとされる犯罪についての報告書を送り、この事案についての担当が汚職対策検察局になるかマラガ検察局となるのかの判断をあおいでいる。
報告書の中で、同市長が偽の負債、存在しない債権者を捏造したことや3億8,200万ペセタにのぼる議員に対する裏づけのない支払い、秘密の銀行口座の存在、会計上や土地整備計画における多数の不正などが指摘されている。
同市長は市保有の土地を市場価格よりも格安で業者に売却、業者とは市の専門家の意見書を無視することなどの協定を結んでいたとされ、マルベージャ市に与えた経済的損害は、13億ペセタにのぼると推定されている。
91年から99年までの市の使途不明金は620億ペセタ、そのうちの半分は同市長によって作られた市の関連会社と称するトンネル会社31社にばらまかれている。
同市長はすでに別件によりマラガ地方管区裁判所より汚職や不正売買などの罪状で28年間の資格剥奪処分、罰金刑を言い渡されており、さらには全国管区裁判所では”アトレティコ事件”が審理されている状態である。
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