ヒルに実刑判決

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横領と詐欺の罪で、アトレティコ・マドリー会長、・ヒルに3年半の実刑判決が下り、罰金として約1,600万ユーロ(約20億6,400万円)の支払いが命ぜられた。

株の引渡しも
スペイン司法裁判所はまた、ヒルが所有するクラブ株、26万7,000株を引き渡すよう命じた。これにより少なくとも短期間において、ヒルはアトレティコの支配権95パーセントを失うことになる。

控訴権
しかし、刑期を務めることはまだ決定ではない。彼の弁護団は控訴に向け、5日以内に手続きを終える見込みだ。

ヒルの息子にも実刑判決
この判決は、アトレティコの株式公開に向けた調査に関連したもの。同件で、ヒルの息子のミゲル・アンヘルには1年半、ディレクターのエンリケ・セレソには1年の実刑判決が下った。

過去にも有罪判決
16年間におよぶ会長職の中で、ヒルが法的難局に直面したのはこれが初めてではない。昨年、公金横領の疑いで司法調査が入り、拘留されたが、70万ユーロ(約9,000万円)の保釈金で釈放されている。

文書偽造
当時マルベラの市長だったヒルは、公金2,700万ユーロ(約34億8,300万円)を横領し、文書を偽造したとされ、6人の共同被告らとともに拘留された。

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