ガットゥーゾ、イタリア代表のワールドカップ「決戦」にラスパドーリを招集

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イタリア代表監督ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は、アトレティコ・マドリー所属のジャコモ・ラスパドーリを、2026年ワールドカップ予選のエストニア戦とイスラエル戦に向けて金曜日に招集しました。アッズーラは本大会出場の可能性をつなぐために、この2試合で勝利が義務付けられています。一方、同じアトレティコ所属のマッテオ・ルッジェーリは招集されませんでした。

ラスパドーリは、去る9月30日に行われたチャンピオンズリーグ・アイントラハト・フランクフルト戦で、クラブでの初ゴールを記録しました。今回もガットゥーゾ監督のリスト入りが確実となっています。イタリア代表でも前回の代表戦期間において、同じ相手に対して2ゴール2アシストを記録し、2連勝の立役者となりました。

ナツィオナーレは、10月11日(土)にエストニアで試合を行います。9月5日に5-0で大勝した相手です。そして14日には北部ウーディネでイスラエルと対戦します。イタリアは直近のハンガリー戦で4-5と苦しみながら勝利し、イスラエルと勝ち点で並んでいるため、この試合が大一番となります。

アッズーラはグループ2位で勝ち点9、イスラエルと並んでおり、最低でもプレーオフに進むためには勝利が必須です。さらに、勝ち点15で首位に立つノルウェー(1試合多く消化)との差を縮めるために、できる限り多くの得点を奪う必要もあります。なお、ノルウェーは11日にイスラエルと対戦します。

ガットゥーゾ監督は今回、ACミランのDFマッテオ・ガッビア、ASローマのMFブライアン・クリスタンテを招集しました。両選手は2024年以降、アッズーラから遠ざかっており、ガットゥーゾ監督が就任してから初めて呼ばれたことになります。ガッビアは2024年10月以来の復帰で、クリスタンテもユーロ2024以降不在でした。ローマでは主将を務めることも多く、不動のレギュラーでありながら、代表からは長く外れていました。

さらに、フィオレンティーナ所属のMFハンス・ニコルッシ=カヴィーリャ、ボローニャ所属のFWニコロ・カンビアーギという若手2人も、今回初めてアッズーラに招集されました。

また、インテルのFWフランチェスコ・ピオ・エスポージト、サウジのアル=カディシーヤ所属のイタリア系アルゼンチン人FWマテオ・レテギが引き続き選出されています。そして、前回の招集では外れていたブライトン所属のDFディエゴ・コッポラも復帰しました。

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