3月14日(金)、ベルギー代表の新監督であるルディ・ガルシアが、初の公式招集メンバーを発表しました。このリストには、ロメル・ルカク、ケビン・デ・ブライネ、そしてティボ・クルトワといった選手たちが名を連ねていました。
アトレティコ・マドリーのチーム内にも、この発表を注意深く見守っていた選手がいました。それがアクセル・ヴィツェルです。彼は新監督による43名の仮招集リストに含まれており、一部のベルギーメディアでは、彼が最終メンバー入りする可能性もあったと報じられていました。
ヴィツェルによると、新監督は彼と直接対話を持ったそうです。「彼は私に会いにマドリードへ来ました。私たちは良い話し合いをし、私の状況について話しました。私は、試合にあまり出場しておらず試合勘が多少不足しているものの、フィジカル面では準備ができていると伝えました。彼は私に何も約束はしませんでした。選ばれるかどうか、それだけです。でも、仮招集リストに入ったこと自体が良い兆候ですね」と、最近出場機会が少ないヴィツェルはコメントしました。
また、ヴィツェルはルディ・ガルシアについて「感じの良い人物という印象を受けました」と語りました。そして、「リールで彼と一緒に働いたエデン・アザールとも少し話しました。彼はサッカーに関して良いアイデアを持っていて、私たちは物事を同じように見ていると思います」と付け加えました。
ヴィツェル、代表チームのメンター役
ベルギーメディアによると、新監督はヴィツェルを、次世代の「レッドデビルズ」にとって理想的な経験豊富なメンターと見ているようです。この役割は、前任のドメニコ・テデスコ監督の下でも、ドイツで開催された欧州選手権において与えられていましたが、ケガによって実現しませんでした。
ヴィツェルがベルギー代表として最後にプレーしたのは、2024年6月初旬のルクセンブルク戦(3-0)での親善試合でした。これは欧州選手権に向けた準備試合の一環でした。
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