アトレティコ・マドリードに所属するFWジエゴ・コスタは、スペイン代表のメンバーとして、母国ブラジルの地でプレーすることで国民の怒りに触れるとは考えていないようだ。会見の様子をスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
ブラジルで生まれたジエゴ・コスタは、プロとしてほとんどの時間を過ごしてきたスペインの代表としてプレーすることを選択し、今夏のブラジル・ワールドカップ出場メンバーに選出されている。
同選手は現在の状況について、「これまではうまくいっている。いつもではないが、ブラジルの人々は僕が期待するとおりに、僕を扱ってくれている」と、話した上で、「多くの人たちが状況を理解した上で支えてくれるから、リラックスしているよ」と付け加えている。
また、「彼にはブラジル代表としてワールドカップ に出場するチャンスを提供していた」と主張したブラジル代表の指揮官であるルイス・フェリペ・スコラーリ監督に対しては、「僕にコンタクトをとって、そのようなチャンスをくれたのはビセンテ・デル・ボスケ監督だけだった」と、憤りの表情を見せた。
ブラジル・ワールドカップでグループBに属するスペイン代表は、13日にオランダ代表との初戦を迎える。その後、18日にチリ代表、23日にオーストラリア代表と対戦する。また、グループBのスペイン代表とグループAのブラジル代表は、どちらかが1位で通過し、もう一方が2位通過となった場合、決勝トーナメント一回戦で対戦することになる。
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