クロアチア、チョロの刻印

クロアチア代表の招集メンバーには今回はアトレティコ・マドリーの選手はいませんが、ズラトコ・ダリッチ監督のこのチームはさらにアトレティコ色が強いと言えます。監督に同行するスタッフの2人は、メトロポリターノでシメオネ監督の指導の下プレー経験がありました。元サイドバックのシメ・ヴルサリコは連盟のアンバサダーとして活動し、元フォワードのマリオ・マンドジュキッチはピッチ上のテクニカルアシスタントを務めています。

38歳になったマリオ・マンジュキッチは、現在クロアチア代表でズラトコ・ダリッチ監督の右腕として活躍しています。ドイツのノイルピーンで行われている合宿でも、ダリッチ監督を献身的にサポートする姿が見られます。マンジュキッチ氏は、2018年ワールドカップでダリッチ監督と共に銀メダルを獲得した経験を持ち、クロアチア代表の歴史にその名を刻みました。同年には代表を引退し、2021年にはACミランでの1シーズンをもって現役を引退しました。現役時代はストライカーとして活躍し、アトレティコ・マドリー (2014-15) をはじめ、バイエルン・ミュンヘン、ユベントス、アル・ドゥハイル、ディナモ・ザグレブ、NKザグレブでもプレーしていました。

シメ・ヴルサリコはまだ32歳で、オリンピアコスでの数ヶ月のプレーの後、キャリアに幕を閉じました。彼はアトレティコ・マドリーで5シーズン間プレーし、その間にインテル・ミラノで1シーズン過ごしました。アトレティコ・マドリー加入前に、サッスオーロ、ジェノア、ディナモ・ザグレブ、ロコモティヴァ・ザグレブでプレーしていました。2018年ワールドカップ準優勝に貢献したクロアチア代表のメンバーとしても活躍し、記憶に残るパフォーマンスを披露しました。