スペイン代表のデル・ボスケ監督、「ジエゴ・コスタとは話し合いの場を持つ必要がある」

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スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、来年開催されるワールドカップの本大会出場決定から一夜明けた16日、注目を集めているアトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタの代表入りについて自身の見解を述べた。

ブラジルとスペインの二重国籍を持つジエゴ・コスタは、ブラジル代表に招集された経験はあるものの、国際Aマッチへの出場がないため代表の変更が許されており、スペイン代表を選択する旨を表明。デル・ボスケ監督も歓迎の姿勢を見せている。ところが、ブラジル代表のルイス・・スコラーリ監督がここに来て、「ジエゴ・コスタは招集候補リスト45人のうちの1人だ」と発言したことで、その動向に注目が集まっている。

この状況を鑑みるデル・ボスケ監督は、ジエゴ・コスタに最終的な意思確認を行う必要があることを説明した。

「我々はジエゴ・コスタと話し合いの場を持たなければならない。彼は今、難しい状況に置かれている。ブラジルも彼を戦力に加えたいとのことだからね。これは彼自身が決断しなければならないことだ。しかし、いずれにせよ今後数週間で決着が付くだろう」

また、「ワールドカップ連覇は非常に厳しい挑戦だ。それゆえ、考えられる最高の23名を連れて行かなければならない」と述べたデル・ボスケ監督は、メンバー当落線上の選手への配慮を示した。

「全ての人々を満足させるというのは、極めて難しいことだ。しかし、ジエゴ・コスタを呼ぶことは、他の選手を過少評価するという意味ではない」

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